朝ツーする理由

「ライダーの朝は早い!」

なんて言われるが、朝が早いライダーには2種類のタイプがある。ひとつは、朝の車が少ない道路でスピードを出してスリルを味わうライダー。もうひとつは、ただ朝陽を見にいくだけのライダー。僕はもっぱら、朝陽の方だ。

沖縄はもうすぐ梅雨。晴れた朝は、しばらくお目にかかれないと思う。そんな思いもあって、わずかな時間でもバイクに乗りたいと思い、今日は4時半に起き、隼を走らせ、知念岬にやってきた。

沖縄 知念岬まで隼を走らせて朝陽を見にやってきた

朝のバイクツーリングはいい。漆黒の闇に陽の光が差し、生きとし生きるものが目覚めてくる。湿気に染まった空気も、朝陽によって浄化され、澄んだ空気となって清い香りを放つ。僕は、その匂いが大好きだ。

岬から見る朝陽は眩しいし、下からの風が吹き荒れている。太陽が昇るにつれて、気温も徐々に上がり、ただ太陽の熱に追いつけない風だけがヒンヤリとしてる。これがまた心地いい。

バイクを走らせ、こうして朝陽を見にやってくると、僕たちは自然と共に在ると実感する。人は自然に触れてないと、生きていけない。これは、50年生きてきて僕が学んだ真理のひとつ。そしてバイクは、それを思い出させてくれる乗り物だと思う。


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